2015年8月29日土曜日

Charles and Mary Lamb; Tales from Shakespeare

 [タイトル]
Tales from Shakespeare

[出版社]
PENGUIN READERS

[レベル]
5

[感想]
これまで「文学作品」と呼ばれるものに対して、全くと言っていいほど興味を持っていませんでした。しかし今回、Shakespeareの作品を簡単にした7作品を読んでみて、素直におもしろい!と思いました。授業でいくつか実際の文学作品に触れる機会がありましたが、これからは自分でも読んでみようを思いました。

[印象的な英語表現]
Prospero had found this Caliban in the woods, a strange creature that looked far less like a man than a large monkey.
文法的に考えると、farが後ろの比較級を修飾する。
理解はできるけど、自分では咄嗟には出てこない表現です。比較だとわかると身構えてしまうので、もっと自然に理解できるように、また自分でも使えるようになりたいです。

He did not approve of a lady being so free with her tongue.
tongueの使い方が面白いと思いました。同時に女性は話し方を気にしなければいけなかったという時代背景も垣間見える表現だと思いました。

Beatrice is a lovely lady, and very wise in everything but in loving Benedick.
everything butという表現は受験勉強をしている時に散々見てきた表現でした。
この文は、「恋は盲目」という言葉が浮かぶような表現だと思いました。

I love nothing in the world as much as I do you.
これも比較を使った表現で、左から順番に理解していけば理解できます。
自分でも使えるようにしていきたいです。

She was able to hide evil purposes behind smiles, and could look like a beautiful flower while she was really the snake beneath it.
 behindbeneathを使うことで彼女の本心と上辺の姿が上手く対比されていると思いました。
また後半では彼女を美しい花と蛇に喩えているのが面白いと思いました。

’And what is her history?’ said Orsino.
  ‘An empty page, my lord’, replied Viola. ‘She never told anyone of her love, but let her secret, like a worm in an unopened flower, feed on her rosy cheek. 
知られていないことについてan empty pageという表現を使っているのが印象的でした。

[投稿者]

まりりん

2015年8月17日月曜日

Sir Arthur Conan Doyle: Sherlock Holmes Short Stories

 [タイトル]
SHERLOCK HOLMES SHORT STORIES

[出版社]
PENGUIN READERS

[レベル]
5

[感想]
かの有名Sherlock Holmesが様々な事件について解決していくのをWatsonの視点から書かれています。たくさん人物が出てきて混乱しそうになる時もありましたが、Sherlock Holmesがどのように事件を解決していくのか、私自身も考えながら読むことができました。

[印象的な英語表現]
The two policeman at the door touched their hats to Holmes, who was well known there.
touch one’s hat = raise one’s hatで「帽子を取って挨拶をする」とういう意味になることを初めて知りました。これはマナーとして知っておくべきことだと思いました。

Our visitor swallowed his brandy, and the colour began to return to his face.
「顔色が戻る」という表現が、英語でも日本語と同じような言い回しで言えるのだということが分かりました。

She like a person walking in her sleep.
「寝ながら歩く」という普通では起こりにくい状態ですが、walk in one’s sleepで表現できるということが印象的でした。

 [投稿者]
まりりん




【感想】
誰もが名前を知っているだろうシャーロックホームズとその助手ワトソンの物語です。20ページ前後の短い6つのストーリーで構成されていて、軽い気持ちで読むことができます。レベル5にしては辞書もほとんど使わず読めたので、リーディングが苦手な人にとっても心的プレッシャーのない作品だと思います。起承転結がわかりやすく,推理部分も難しくありません。依頼人が事件について語るところの描写が細かくてついついその世界観に入り込んでしまいます。ホームズとワトソンの初老とは思えない軽快なやりとりも楽しめるポイントです。

 【印象的な英語表現】
 'I found the explanation of this affair by siting in a comfortable armchair and smoking my pipe all night.'

事件を解決したあとのホームズの台詞です。「安楽椅子探偵」にふさわしい台詞だと思います。

【投稿者】ちこ

【ポイント数】これまでのポイントは13ポイント( 2017/01/22 )

2015年8月7日金曜日

Helen Fielding: Bridget Jones's Diary

【タイトル】
Bridget Jones's Diary

【出版社】
Macmillan Readers

【レベル】
5

【感想】
おてんばで愛らしいブリジットと、彼女の恋愛や体重との奮闘が描かれた本でした。日記形式で書かれていたので大変読みやすかったです。いつも料理を失敗して しまったり、恋人とうまくいかなかったり、人前で恥ずかしいことをしてしまうブリッジに、読んでいてやきもきしてしまうことばかりでしたが、最後彼女が素敵な男性と結ばれたときはほっとしました。読んでいてとても楽しい本でした。

【印象的な英語表現】
"What are you doing?" said a voice.
"He said" "She said" など主語が人なのではなく、"voice"だったのが印象的でした。

【投稿者】
リリー

【合計ポイント】
21ポイント (2015/8/2時点)







John Steinbeck: Of Mice and Men

【タイトル】
Of Mice and Men

【出版社】
Penguin Readers

【レベル】
2

【感想】
ジョー ジとレニーの二人の労働者の物語でした。絵に描いたように対照的な二人は強い絆で結ばれており、一緒に夢を叶えるために農場で働きます。最後の場面が本当 に衝撃的でした。とても切なくてやるせない気持ちで読み終わりました。読み終わった後、大事な人にもっと優しくしようと思いました。

【印象的な英語表現】
"The sky was almost dark now."
過去形"was"と"now"が同じ文で使われていたのが印象的でした。

【投稿者】
リリー

【合計ポイント】
16ポイント (2015/7/20時点)

2015年8月1日土曜日

David A. Hill: How I Met Myself

[タイトル]
How I Met Myself

[出版社]
CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESS

[レベル]
3

[感想]
John Taylorは突然、街中で自分とそっくりな人に出会った。他の人はそのそっくりさんが見えず、恐怖を覚えながらも、いろいろと調べていくうちにそれが自分の生霊だと気づく。なぜ生霊が見えるようになったのか、彼はJohnの家族に何を伝えたいのか、どんな展開が広がるのかワクワクしながら読むことができました。

[印象的な英語表現]
I took the lift up, and found the flat.
単純な表現ですが、エレベーターで上がる時の表現で、自分ではなかなか出てこない表現だと思いました。

Sadly, my doppelgänger seemed to be building a wall between us
「壁ができる」という表現ですが、物質的な壁だけでなく心理的な壁が出来る時にもbuild a wall という表現が使えるのだということが分かりました。

Of course, everyone loved Kati, - she was such a pretty, happy little girl – and this seemed to help Andrea and I to build our love for each other again.
2人が以前のようにお互いに愛するようになることを表現するのに、ただloveを使うのではなく、build our loveということで、関係を築いていくということが強調させるように感じました。

 [投稿者]
まりりん

[合計ポイント]
33ポイント (2015/8/1現在)



【感想】
舞台は寒い冬のハンガリー・ブタペスト、John Taylorは会社帰りの道で自分と同じ顔の男と出会う。「なぜ?」、「どうして?」、不安は高まる。男の謎を探ろうと調べる中で、男は"doppelgänger"という存在にたどり着く。果たして、あの同じ顔を持つ男は"doppelgängerなのか。彼の行く末は一体どのようなものだろうか。先の展開が早く知りたくなる作品だった。

【印象的な英語表現】
“In the grey light the person who had spoken looked very big and black above me.”

“grey”“black”という色のコントラスト、光と黒い影の対比、二つの色彩がうまく表現されていて、光景が目に浮かんできて非常に幻想的だった。

【投稿者】 Y.M

【ポイント】 合計 7