【タイトル】
Six Sketches
【出版社】
PENGUIN READERS
【レベル】
1
【感想】
“sketch”には「短編」という意味があり、その題の通りこの本は6つの短編から成り立っています。列車のチケットをどちらが持っているか言い合いをする夫婦、絵で良い話を伝える子ども、チーズを毎日買いにくるカメラマン、好きなサッカーチームがライバル同士のカップル、結婚式に緊張する新郎、なかなか火事に気づかない英語教師など、個性豊かなキャラクターたちが登場します。どの物語にもおちがあり、最後は笑えてすっきりとした気分になれました。
【印象的な英語表現】
This is a good match!
これは4つ目のサッカーチームがライバル同士のカップルのお話で出てくる表現なのですが、そのチームの試合を見ていて、彼女の弟がふと”They’re always good matches”とつぶやくと、彼氏であるDavidが”Susan is a Rovers supporter, I’m a
United supporter. Rovers and United-that’s a good match.” と気の利いたセリフを言います。そして数年後彼らが結婚するとき、友人たちが”This is a good match!”と言い、”match”を完全に「試合」という意味から「お似合い」という意味に繋げたのが素敵だなと思いました。
【投稿者】 どらみ
【合計ポイント】2(2014/12/27時点)
【感想】
この本は、電車のチケットをどちらが持っているかで口論する夫婦、絵は上手に描けないけど面白い話ができる子供、毎日自分は食べないのにチーズを買いにくるカメラマン。などの6つの短編から成り立っています。どのはなしにも思わず笑ってしまうおちがありとても読んでいておもしろい作品になっています。
【印象的な英語表現】
They’re the right tickets, but you’re on the wrong train.
この話の中で使われているrightという単語は基本的に「正しい」という意味だが、この最後にでてくるrightという単語だけ「右」という意味を含んでおり、ダブルミーニングを利用したおもしろい一文であると思いました。
【投稿者】
Y.N
【ポイント】
合計 7 (2017.11.22)