2016年11月29日火曜日

Extreme sports : Michael Dean



【タイトル】
Extreme Sports

【作者】
Michael Dean

【出版社】
PENGUIN READERS

【レベル】
2

【感想】
バンジージャンプやスカイダイビングは知っていたが、他にこんなにも多くのエクストリームスポーツがあるとは知らなかった。人が命をかけてまでしたくなるスポーツが気になる方はぜひ。あなたがエクストリームスポーツにチャレンジする適性があるかを診断する質問も用意されていたりして楽しく読むことができた。

【印象的な英語表現】
You dive under the water with air on your back.
So this is it.

【投稿者】
k01t4n1

【ポイント合計】
9(2016/11/29)

Muhammad Ali : Bernard Smith



【タイトル】
Muhammad Ali

【作者】
Bernard Smith

【出版社】
PENGUIN READERS

【レベル】
1

【感想】
私は、モハメドアリが今年(2016)の夏頃に亡くなった伝説的なボクサーであることは知っていたが、人種差別に立ちむかうためにプロに転向したこと、チャンピオンになった後に改名・改宗をしたこと、政府の要請を断ってベトナム戦争に行かなかったことなど知らなかったことが多かった。

【印象的な英語表現】
He danced here and there in the ring.

Before his fights he played a game.
この次の文章の後ではモハメドアリが試合前に大口を叩くことが説明されていて、その行為が人々からの注目を集めることを意図していたことが書かれている。

【投稿者】
k01t4n1

【ポイント合計】
5(2016/11/29)

Geoffrey Chaucer: The Canterbury Tales


[タイトル]

The Canterbury Tales

[出版社]

PENGUIN READERS

[レベル]

3


[感想]

ある巡礼者のグループが、五日間ロンドンからカンタベリーに向けて一緒に旅をします。その道中では、必ず全員がお話をしなければなりません。楽しい話から、悲しい話まで様々な話があり、短い話がたくさん詰まっているので読みやすいです。また、どの話にも教訓が必ずあるので、一つ一つの話を読み終わるたびに、考えさせられました。

[印象的な英語表現]

I won’t love you, if you break your promise.

ある話の中の、夫が妻に言った言葉です。夫の誠実さが感じられました。

[投稿者]

ゆい


【感想】
清教徒のグループがロンドンからカンタベリーまでの巡礼をする。その途中で、みんなが退屈しないように、交代でお話をしていく。一つ一つのお話は5ページほど。ショートストーリーが集まっています。Chaucerの有名な作品です。ぼくのお気に入りのお話は、騎士が世の中の女性がもっとも欲しいものを探すお話です。とても気になりました。その答えにあたる部分をみて、「ああ、これはそうかも」と思ってしまいました。ぜひ読んでみてください。また、すべての話のなかにはなにか大事なメッセージのようなものが込められています。それらも読んでいて「おお、、、」となりました。

【印象的な英語表現】
All women want ?????. They want ?????.

すべての女性は、何を欲しがっているのでしょう。お金?美貌?

【投稿者】
しゅん
【ポイント数】

11

【感想】
この本はトマス・ベケットが、ロンドンからカンタベリーまで一緒に旅をした様々な身分・職業の巡礼者に聞いた物語をもとに、書かれた物語である。世界史を習った人なら本の題名を一度は聞いたことがあるのではないだろうか。この物語は様々な身分・職業の人が語っているため、その身分・職業ならではの話がされている。この時代で身分を自分で決めることはできないし、今は身分というものはないに等しいが、自分がどんな身分でどんな職業に就くかで、自分の人生が180度変わるものなのだと改めて考えさせられた。個人的に好きだった物語は、”The Nun’s Priest’s Tale”というMadam Eglantineという修道女が、悲しい話が多かった今までに変わって楽しい話をしてくれという要望に応えて語った物語である。
【一番印象的な表現】
So the old woman didn’t need a clock – she could always tell the time by the cock.
”The Nun’s Priest’s Tale”の中の一文。ある年おいたおばあさんは貧乏なため自給自足の生活をしていたが、その中で卵もニワトリに産ませてとっていた。そのニワトリは「美しく歌う」という意味のChaunticleerという料理人が飼い主であったが、名前の通り朝日が昇ると同時に毎朝歌い、一時間ごとにも歌う。というわけでのこの一文だった。なぜニワトリが鳴かずに飼い主が鳴いているのだとツッコむことになったし、一番は、”clock” と “cock” が音で掛けられているところである。
【投稿者】
なし



【感想】
中世イギリスの作家Geoffrey Chaucerが、王家づとめやフランスとの戦争、王命による海外への派遣を含む経験や、他分野に渡る知識から描いた作品。
 このPENGUIN READERSでは、カンタベリ物語の中で、様々な出自・職業の巡礼者たちが語る物語のうち、7つを選んであります。
 物語は簡単な現代英語に直してあり、一つ一つの物語がそれほど長くない(一つの物語に5ページほど)こともあって、読みやすくなっています。

 英語力を意識してあまり身構えずに古典を読むというのは、わくわくするなとの発見がありました。人々の言葉や行動、物語の語り手の描かれ方などから察せられる 作者の観察力・洞察力に、恐れ多くも感服する気持ちです。


【印象的な英語表現】
 She worked outside in the wind and the rain.

The Clerk's Taleの中の一文です。一見、何ら特別でない表現のようにも感じます。けれども in the wind and the rain の部分、このtheに、私たちにとって覚えのある雨や風を思い起こさせるものがあり、おもしろいなと感じます。theの、一般的な考えを反映しつつも、それゆえに個人の経験や所感を反映するところは魅力的です。


【投稿者】
 たかな

【ポイント数】
 これまでの合計は9ポイント(2016/11/29)