【タイトル】 High Life, Low Life
【出版社】
CAMBRIDGE UNIVERSITY PRESS
【レベル】
4
【感想】
舞台は灼熱のニューヨーク。私立探偵のNatはホームレスのAnnieに出会い、応急処置によって彼女の命を救う。その活躍を新聞に報じられ、記事を見た資産家のMrs. Whittakerから連絡をもらう。対照的な2人を中心にして物語は進んでいくが、その他にも個性豊かなキャラクターがそれぞれでNatに関わるため、終始ドタバタな物語。
様々な人間模様を見ることができるため、飽きることなく読み進められるだろう。
【印象的な英語表現】
“I felt Annie’s wrist again.”
NatがAnnieの健康状態を調べるため、脈拍を測っているシーン。“search”や“take”を使うのではなく、”feel(感じ取る)”という言い方が私にとって新鮮だった。
“The
sky was heavy with black storm clouds.
You could almost feel the electricity in the air.”
文字通りの曇天を表現しており、現実的には電気を大気中に感じることはない。しかし重く苦しい展開が予想され、本ならでは言い回しで、筆者の読者の心をかき立てる意図が感じられた。
【投稿者】
Y
【ポイント合計】 合計14
0 件のコメント:
コメントを投稿