2015年6月13日土曜日

A 12-year-old app developer : Thomas Suarez



https://www.ted.com/talks/thomas_suarez_a_12_year_old_app_developer

【私がこの動画をお勧めする理由】

 現在急速に進化を続けるIT業界では、豊富な経験を積まなければならない他の職業とは異なり、優れた発想とそれを実行に移す行動力と技術を持っていれば、年齢に関係なく一人前の技術者として活躍することも可能となっています。今回のプレゼンターであるThomas Suarezさんもそんな若き技術者の一人です。
 彼は2010年に11歳で自分でiPhone用のアプリを作り、その後もいくつかオリジナルのアプリを作っています。Apple社のアプリ作成キットなるもので遊んでいるうちに自分でアプリを作り上げてしまうのですから驚きです。11歳でアプリ作成となると「そんなに若いのに!」という印象を受けがちですが、かの有名なFacebookの生みの親、マーク・ザッカーバーグも12歳ですでにソフトウェアをほぼ自力で作り上げてしまっていたので、IT業界ではもはやさほど珍しくないことなのかもしれません。しかしながら、実際にアプリを作ろうとすると大人でも尻込みしてしまうと思います。しかしThomas Suarezさんのような若い開発者たちは「自分が作りたいもの」を作っているので、そんな心配よりもあふれんばかりのアイデアのほうが勝ってくれるのでしょうか。少なくともこうした才能ある開発者の方は「作ること」を心より楽しんでいるのだと思います。
 これからの時代、Thomas さんのような若い人材がIT業界の未来を引っ張っていきます。今、親のパソコンをいじって遊んでいる子供たちの中からそんな才能が発掘されるのはとても楽しみなことです。もしかしたら、彼らの中からシリコン・バレーでしのぎを削るような技術者のタマゴが生まれてくるかもしれません。

【印象に残った英語表現】

 These days, students usually know a little bit more than the teachers with technology.

 言われてみると、iPhoneのアプリのつくり方なんて学校の先生は教えてくれそうもありませんね。
 それが良いとか悪いではなくて、このような子供たちの好奇心であるとかユニークな発想を学校教育が潰すことになってはいけないと思います。教師が子供たちの可能性に期待をよせてあげることで、子どもたちも自分自身に自身を持つことができます。そもそも子どもの可能性なんてものは学校教育の枠に収まるものではないということでしょうから。

【投稿者】
Yuto
 

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