2014年12月9日火曜日

Andrew Matthews: Freckles



[タイトル]
Freckles

[出版社]
PENGUIN READERS

[レベル]
2

[感想]
そばかすがコンプレックスで自分の性格までも引っ込み思案になっている主人公。思春期にコンプレックスが気になるのはどこの国の人とかも関係なく特に女の子は同じなのだなあと思いました。そのコンプレックスを乗り越え、自分らしさを出せたとき素敵なレディになれるのだと感じました。

[印象的な英語表現]
‘Are my ears playing games with me?’
「信じられない!」ということを面白く表現していると思いました。

[投稿者]  ふじこ

[合計ポイント]2(2014.12.9時点)



【感想】
思春期の時、誰もがきっと自分の容姿について不満や悩みを持つと思います。この本は、そばかすに悩む女の子の話です。主人公はそばかすを気にするあまり異性と話さず、容姿端麗の友人の言う通りにしていました。だがある日、この友達と同じ男の子に恋をしてしまいました。果たして男の子はどの女の子に恋をするのか。また、コンプレックスに対する向き合い方などもこの本で学べるのでぜひ手に取ってみてください。

【印象的な表現】
“Are my ears playing games with me?”
(私の耳はおかしくなったの?)

主人公Susieが好きになった男の子Jackは、Susieの友達のDonnaのことが好きだとSusieは思っていたので、Jackが自分に対して好意を持っていたことに驚いいていた。その様子がplaying gamesなど隠喩を用いて現わしているところ。

【投稿者】
A.S

投稿者のこれまでのポイント合計
12ポイント (20171127日)



【感想】
人は美しさが全てではないということ、また自分が思う外見のコンプレックスを好きになってくれる人もいるということを教えてくれるお話でした。登場人物の台詞や主人公の心情の表現が多く読みやすかったです。主人公に感情移入してしまって悲しくなったり、怒りが湧いてきたりしたけど最後はとても嬉しい気持ちになれました。展開もスムーズで面白くどんどん読み進めることができました。
【印象的な英語表現】
Boys fall down at her feet when she walks past them.
主人公の友人Donnaのことを説明した一文です。彼女がとても魅力的でたくさんの男性を魅了し虜にしてしまうということがよくわかる比喩表現だと思いました。

She said, ‘I hope you have a nice time.’ But she meant, ‘I hope you break your legs.’
(省略されている部分を一部補いました。)
始め‘break one’s legs’の意味がわからず調べてみたところ類似表現として‘break a leg’が出てきて、この表現は「頑張って、うまくいきますように」という意味だとされていました。しかし文章中に出てきたのは‘break your legs’というフレーズであり、これは意訳して直訳とは違う意味になるようなイディオムではなく、「足を骨折する」という意味です。このように解釈すると、この2つ目の文が’But’で始まっていることも、次の台詞で主人公のSusieDonnaに‘You’re jealous! Right?’と言っていることも納得できます。また、私は話の冒頭の方で男子がSusieの足のことを褒めていたということも思い出しました。作者の方が意図的にこの表現を選んだかどうかはわかりませんが、口ではSusieの幸せを願う言葉を言いながらも心の中ではSusieのことを妬んでいるDonnaの本心を、あえて真逆のことを表す表現に酷似している表現を使って表すのがとても面白いと思いました。

【投稿者】
M.T

これまでの合計は13ポイント(2017/12/5)


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