2014年12月5日金曜日

Mark Twain: The Adventures of Tom Sawyer

[タイトル]
The Adventures of Tom Sawyer

[作者]
Mark Twain

[出版社]
PENGUIN READERS

[レベル]
1

[感想]
トムソーヤの冒険は小学校の時に日本語で読んだことがあったので、今回懐かしくなりこの本を借りました。物陰に隠れて事件を見ているような緊迫した場面の様子がレベル1の語彙でもしっかり伝わってきてハラハラしました。

[印象的な英語表現]
Mr. Douglas was bad to me. He’s dead now, but I remember.”
Huck liked Mrs. Douglas because she was always good to him.

bad to ~ , good to ~ という表現で彼にとってその人物がどんな人だったかが簡潔にわかりました。

[投稿者]
みん

[合計ポイント]


[感想]
 主人公たちはみな好奇心旺盛な少年である。失踪していたTomたちが生きていると知って、"People were very surprised, but they were very happy." とある。Tomたちの、周囲の人々の温かさが印象的であった。また、冒険が少年少女を繋いでいる様子が、心に気持ち良い。
 作者のMark Twain、彼が、冒険好きのTomや、その周りの友人たちの姿を描けたのは、彼自身が実際にネバダへ金鉱掘りに行ったりするような、冒険心をもった人物であるからだろう。
 全体として、Tomたちの人となりや冒険に対し、肯定的な描き方をしていて、彼らのわくわくをこちらも感じながらも、どこか元気をもらえるような作品だと感じた。
 
[印象的な英語表現] 
"Let's start looking in the old house near Mrs. Douglas's house. Old houses are good places for treasure."
 Tomが友達の一人であるHuckと、宝物探しを目的に、新たな冒険先を決める場面のうちの一つです。
lookが、「探す」の意味で使われています。考えてみれば、よく使う表現に look for があるのですから、何ら特別なことではないように感じます。けれどもこのように目的語なしで用いられると、より 会話の中での自然な感じに近いような、私たちがTomたちのすぐ隣で、一緒に彼らの話を聞いているような、そんな臨場感を感じます。

[投稿者]
たかな
[合計ポイント]
これまでの合計は1ポイント(2016/10/18)



[タイトル]
MARK TWAIN:The Adventures of TOM SAWYER
[出版社]
Oxford Bookworms Library
[レベル]
LEVEL1

[感想]
 好奇心旺盛な少年トムが友人と子どもらしい大冒険をする物語です。墓場での殺人事件

を目撃したり、洞窟で迷子になったり、強盗の盗んだものを見つけ出したり、読み手がわ

くわくするような話で一気に読めました。 

[印象的な英語表現]
Questions, questions, questions. Answers, answers, answers.

殺人事件の裁判が紛糾している様子がわかります。

[投稿者]
りんりん

[合計ポイント]
これまでの合計は3ポイント(2015/1/12)




【感想】

両親を亡くした少年トムは冒険が大好きで、一緒に暮らしている伯母ポリーに手伝いを頼まれても、上手いこと逃げ出してしまうような巧妙な子です。トムは、家もなく学校にも通っていないハックという友達をよく冒険に誘っていました。ある日、二人は墓地で冒険しようと決めますが、なんとそこで殺人事件を目の当たりにします。しかも、数日後には二人が親しみのある人が濡れ衣を着せられてしまうのです。助けたいけれど、自分たちの命が危ない・・・そんな状況に差し込まれた二人はどんな行動に出るのでしょうか?そして、犯人が隠しているお宝を見つけ出すことができるのか?すべては二人の手にかかっています。

【印象的な英語表現】

“You can paint the fence.”
トムが学校に行かなかった罰としてポリーが柵のペンキ塗りをするよう言った場面。ここでcanの意味が気になったので英英辞典で調べると”request someone to do something”とあったので、ここでは可能の意味ではなく軽い命令の意として使われていることがわかる。よって、「そこの柵を塗りなさい」と言った伯母のちょっと怒った表情が想像できる。このようなcanを使った命令文はまだ慣れていないので、気づけてよかったと思いました。

“This isn’t work. I like painting. Aunt Polly asked me because I’m a very good painter.”
水浴びや泳ぎに遊びに行く友達にからかわれたトムの返事。それを聞いた友達はやけになって、トムにお願いしてまでペンキ塗りをさせてくれと頼むのです。このやりとりを想像したとき思わず笑ってしまいました。さらにペンキ塗りをしたいという友達が増えていき、したければお菓子を持ってこいという条件にも乗せてしまうのです。なんとずる賢いのでしょう。笑 

“It was beautiful and white.”
ペンキが塗られた柵のことで、ここでのwhiteはただ単に「白」という意味だけでなく、英英辞典で調べてもあまり良い説明が載っていなかったように思うので曖昧なのですが、私はlightclearに近い意味も含まれているのかなと感じました。

“Here’s some medicine. Take this and you can get well quickly.”
medicineは不可算名詞。Someが使われていても代名詞はtheseでなくthisになる。小さなことだからこそ、英語を教える者として覚えておきたい。

“went down the river”
downというと、つい「下に」というイメージがあるのですが、英英辞典を見てみると”towards or in a lower place or position, especially to or on the ground or another surface”とあったので、「川を下って行った」という訳が浮かんだ。

 “Becky and I came out there.”
洞窟の中から出てきたという意味で、最初は洞窟から離れるという意味でgoを使うのではないかと思いましたが、家に帰っている時点のセリフなので「現在の位置に近づく」という意味でcomeが使われているのかなと思いました。

“I can’t play with you because you the boys at school don’t want to play with you. … Please live with Mrs. Douglas and come to school. Then the boys at school can play with you.”
この部分を読み始めたら、トムに「なんで?」と言いたくなるところですが、読み進めるうちにトムという少年の素直さが伝わってきて、思わず感動しました。

One Saturday afternoon Tom wanted to have an adventure because he didn’t want to think about Injun Joe. He went to Huck and said, “I’m going to look for treasure. Do you want to come with me?”
Iutroductionの最初の部分で本文の一部が引用されていました。最初はどういうことかわからなかったのですが、途中の地点で再びこの文章が出てきたときには「なるほど」と納得がいきました。文章とは、ただいきなりポンと提示されるだけではわけが分からなくても、このように物語の流れを把握したり、背景となる部分を理解しておけばすんなりと自分のなかでイメージ出来るのだと学びました。逆に言えば、授業で扱う教科書でよく分からない例文が出てきても、自分なりに想像力を働かせてイメージすることで理解も深まるのかなと思いました。

【投稿者のニックネーム】

つね

【投稿者のこれまでのポイント合計とその時点での年月日】

これまでの合計は7ポイント(2015/6/23)



[タイトル]
The Adventures of TOM SAWYER

[出版社]
 OXFORD BOOKWORMS LIBRARY

[レベル]
 1

[感想]
場面の転換が早く、それでいて場面ごとの物語がどれも面白かったです。その中でも一番面白かったのは、物語のはじめの方での出来事です。ある日、トムはおばさんに壁のペンキ塗りを命じられます。これを面倒臭いと思っていたトムの所にジョーがやってきます。トムはここで機転を利かせ、さもペンキ塗りが楽しいことであるかのように振る舞います。それを見たジョーは自分もやりたくて仕方がなくなってきます。ジョーは持っていたリンゴと交換でペンキ塗りを代わってもらいます。こうしてトムは面倒なペンキ塗りをせずに済んだどころかリンゴまで手に入れることができたのです。ここの話を読んだ時は「賢いな、トムは」と思って少し笑ってしまいました。

[印象的な英語表現]
"I went there to see ghosts. With a - a - dead cat."

「死んだ猫を墓場に持っていくと幽霊が現れる」という噂に従って死んだ猫を墓場に持って行ったら、幽霊ではなくてもっと恐ろしい場面を目撃してしまった、というところです。日本語でも、例えば幽霊が出た時には「で、で、出たー」のように話し手の恐怖感を伝える書き方があるように、英語にも同様な表現があるのだなと思った。


[投稿者]
Gachiko

【感想】
この作品を読んで、私が思ったのは「日常の中にある冒険」を表しているという事です。決してただの冒険ではなく、日々を仲間と過ごす中で起こった冒険を描いている。好きな女の子、口うるさいおばさん、厳しい学校のルール、そのルールをともに破る仲間たち、そんな日常の中に突如として現れる冒険だからこそ、楽しんで読めるのではないでしょうか。
【印象的な英語表現】
They took away the earth from Hoss William’s grave with shovels.
地面を掘るというのをthe earthを使っている部分が印象的だった。
【投稿者】
Y.T

【合計ポイント】

122017/11/13

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