2016年2月13日土曜日

BRAM STOKER Dracula

[タイトル]
Dracula

[出版社]
OXFORD BOOKWORMS LIBRARY

[レベル]
 2

[感想]
I don't know , nothing , nobody , no longer , cannot などなどの否定のニュアンスを含んだ文が非常に多いです。そして、恐怖表現がたくさん使われていることも特徴的だなと思いました。例えば、her face was white with fear , cry , shiver , shaking など。これらのことがDraculaのミステリアスさ、不気味さ、怖さを読者に伝えるのに一役買っているのだと思います。また物語のなかで、too late! がよく使われており、Dracula がいつも主人公たちの一歩先を行っているように描かれいていたが、最後には逆に主人公たちが先手にまわるDracula に後手から追いつき倒すという流れは面白かったなと思います。

[印象的な英語表現]
Van helping closed the coffin again, this time, for ever.
The vampire is dead, and the real Lucy has come back.

バンパイアになって、棺から毎晩出てきて悪さをする恋人のLucyを杭で心臓を打ち抜くことで倒し、もう二度と出てくることはないよという、どこか悲しみの入り混じった安堵感を感じさせる文です。バンパイアは死んだ。やっと本当のLucyが帰ってきた。ここの場面の、心が複雑な気持ちになる感じが気に入りました。

[投稿者]
Gachiko



[感想] 
  世界中で有名であり、ハロウィンでも多くの人が仮装するキャラクター Dracula。その原作を初めて読むことができた。話は、主人公である不動産屋の Jonathan が Dracula から直接ロンドンの新居について依頼を受けるところから始まる。このシーンがゲゲゲの鬼太郎の冒頭ととても似ているなと私は感じた。交渉するために実際に依頼主の家(城)へ赴き、そこでその依頼主の姿に恐怖するところもゲゲゲの鬼太郎と同じである。Dracula の白い肌と燃えるように赤い目が終始恐怖の象徴として描かれており、彼の風貌と強い執着心に怯えながらも、なんとか自分たちと愛する人を守るために戦う Jonathan たちの姿が楽しめる。

[印象的な英語表現]
  We can begin to live again.
  これはこの話の最後の一文である。Dracula をやっとの思いで倒し、帰路につく彼らの安堵の心の声だと感じた。Dracula に狙われ続け、日々恐怖していた日常から開放されたのだ。また、Jonathan の婚約者 Mina がヴァンパイアになるすんでのところで Dracula を倒したので、もう一度人として生きるという意味もこの一文に含まれているかもしれない。

[投稿者]
  ハチ

[合計ポイント]
  これまでの合計ポイント 3ポイント(2016/10/31)

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