2015年1月13日火曜日

Stephen Rabley : Between Two Worlds

[タイトル]
Between Two Worlds

[出版社]
PENGUIN READERS

[レベル]
1

[感想]
一人の看護婦が、自分の故郷で普通の看護婦として働くか都会で一流の看護婦として働くかの選択を迫られ揺れる話です。難しい単語もなく、気軽に読むことができる一冊です。

[印象的な英語表現]
"Hello,little one"
主人公が赤ちゃんに向かって話しかける場面です。彼女が赤ちゃんのことを本当にかわいく思っていることが伝わる一文だなあと思いました。

[投稿者]  あいら

[合計ポイント] 2 (2015/01/13)




【感想】

主人公のナースであるジョアンナは南オーストラリアの病院に勤めており、そこにある日一本の電話がかかってきます。患者は8か月の赤ちゃんで、重い病気のためシドニーまで行かなければなりません。しかし母親は連れていくことができず、代わりにジョアンナが連れていくことに。ジョアンナはシドニーの病院の仕事を手伝いつつ赤ちゃんの様子をみます。そこでの生活も充実してきて、数日後、赤ちゃんは目覚めてしゃべれるまでになります。一件落着・・・かのように見えますが、「シドニーの病院に残らないか」と誘われてしまいます。果たして彼女はシドニーに残るのか、それとも故郷へ帰るのか・・・?

【印象的な英語表現】

Down on the ground,…” 「地上に降り立つと、」
このように前置詞が二つ続けて使われてある文にあまり慣れていないので気になりました

“Joanna arrives in Sydney for the first time.”
“arrive”とくれば”at”が浮かびがちですが、ここでは後に国名が来るので”in”を使うという点に注意

“They drive her and Mary very fast to a big hospital.”
drive++to場所=「人を場所に車で運ぶ」
very fastの位置も気になった

“That’s really nice of you.” 「あなたは本当に親切ですね。」

“Mary, it’s you!” 「メアリー、あなたなのね!」
突然泣き声が聞こえてきたと思ったら、眠っていた重病の赤ちゃんだった時のジョアンナの反応

“You are sitting up!” 横たわっていた状態から体を起こしている状態が頭でイメージできる良い表現だと思った

“Don’t say anything now…But not for too long, OK?”
「今は何も言わなくていい。・・・だけど長くは待てないぞ。」
シドニーの病院に残らないか尋ねたドクターが、あとに付け加えた言葉

“But do I really want to live here that’s the question.
「でも、私は本当にここに住みたいんだろうか・・・それが問題だわ。」
シドニーは好きだが、故郷へと帰らず住み続けたいのかどうかは迷えるところだ、ということを言いたいのだと思う。シェイクスピアの「ハムレット」でも同じような形がとられていたので気になった。

【投稿者のニックネーム】

つね

【投稿者のこれまでのポイント合計とその時点での年月日】

これまでの合計は6ポイント(2015/6/9)



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