[タイトル]
John Escott :
Ghost of Genny Castle
[出版]
PENGUIN READERS
[レベル]
Level 2
[感想]
クリスマスを叔母のもとで過ごすことになったClaireは、叔母の家の近くにあり、村人からあからさまに避けられている城に興味を持ってしまう。彼女は偶然叔母の家でその城についての本を見つけ、そこに隠された悲しく恐ろしい物語を知る。彼女は偶然なのか引き寄せられたのか、その城にある人を探しに行くことになるのだが、そこでは城に住み着く霊によって命の危険にさらされてしまう。しかしそこでの彼女の奮闘のおかげで以後城に霊が出ることはなくなるというハッピーエンドで物語は終わる。ぞっとしたばかりでなく、霊に隠された悲しい物語に心を動かされた。
[印象的な英語表現]
The cat made its
home in Walter`s cottage.
make A B「AをBにする」という表現を普段あまり使わないので、一回読んだだけでは理解できず、もう一度読み返した表現だったため印象に残った。
[投稿者]
bell
[ポイント合計]
14ポイント(2016/11/23)
【感想】
”Little Genny”という村のはずれに”Genny Castle”という城があった。人々はその城を恐 れ、その城のことを話すことさえ忌み嫌った。”Little Genny”に住む叔母としばし暮らすことになった主人公のClaireはその城の話を聞き、なぜ人々がその城をそれほどまでに恐れるのか、気になって仕方がなかったため、その城の「秘密」を探ろうとその城に向かうが—
”Little Genny”という村のはずれに”Genny Castle”という城があった。人々はその城を恐 れ、その城のことを話すことさえ忌み嫌った。”Little Genny”に住む叔母としばし暮らすことになった主人公のClaireはその城の話を聞き、なぜ人々がその城をそれほどまでに恐れるのか、気になって仕方がなかったため、その城の「秘密」を探ろうとその城に向かうが—
Claireが城に行く場面はとてもハラハラしました。ホラーものならではの、これから何が起こるかわからないというような展開に読者の誰もが緊張を覚え、楽しめるでしょう。
【印象的な英語表現】
“Suddenly the fire began to die and the orange light began to go out.” という文の少し後に、”Slowly the words died too.” という文があり、SuddenlyとSlowlyのように副詞が文の同じ位置に置かれ、またdieという単語が共通して使われているところに工夫を感じました。また、そのdieという単語が今後起こる不吉な出来事を予感させているのかもしれないとも思いました。
“Suddenly the fire began to die and the orange light began to go out.” という文の少し後に、”Slowly the words died too.” という文があり、SuddenlyとSlowlyのように副詞が文の同じ位置に置かれ、またdieという単語が共通して使われているところに工夫を感じました。また、そのdieという単語が今後起こる不吉な出来事を予感させているのかもしれないとも思いました。
【投稿者】
K
【ポイント】
合計 3
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