2015年7月22日水曜日

H.G.Wells: The Time Machine

 [タイトル]
The Time Machine

[出版社]
PENGUIN READERS

[レベル]
4

[感想]
タイムマシーンに乗って将来に行くと、想像のできないほど進んだ技術が生活にありふれている、と安易に想像してしまいがちですが、Time Travelerが体験した将来は、全くちがったものでした。将来この世界がどうなっているのか、そもそも彼の話が本当なのか。そんな疑問を抱きながら読むことができました。

[印象的な英語表現]
Soon they were running around for flowers and throwing them on me until I was covered with them.

簡単な表現ですが、foronという前置詞の使い方に注目しました。特にthrowという動詞を使うときにはtoがすぐに思いつきますが、今回はonを使うことで投げられた花がme(time traveler)に乗っかっている状況を説明できるのだと分かりました。

 [投稿者]
まりりん

[合計ポイント]

26ポイント(2015/7/22現在)


[感想]
この物語はある男が自分が開発したタイムマシーンに乗って802,701年という予想できないくらい先の未来に行ったときの物語です。802,701年の地球では環境も変わり、もはや人間と呼べる生き物はおらず、今の私たちと比べていろいろなことが退化していっています。SF作品でありながら、これからロボットに仕事が取って代わられると人間は頭を使わなくなり、逆に知能も衰退していくのではという現代の恐怖も考えさせられる作品です。見たこともない世界を英語から想像してみてください。

[印象に残った英語表現]
Strength comes because we need to be strong; weakness comes when feel safe.

人間の強さや弱さが語られるのはそれが必要な状況があるからなのだと考えさせられました。


[投稿者] しき

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