[タイトル] One Liter of Tears
[作者] Aya Kito
[出版社] LADDER SERIES
[レベル] 4
[感想]
この物語は「脊髄小脳変性症」という難病と闘う少女と家族のお話で、ドラマ化もされました。私はドラマを見ていたので、テレビの映像と重ね合わせながら物語を読み進めることができました。特に、病状が重くなるアヤをいつもそばで支える母の姿が心にグッときます。また、段々と発話が困難になり、ペンを持つことすらできなくなっていくアヤが日記に綴ったこと、家族に残したメッセージも感動します。
[印象に残った英語表現]
At the start of
adolescence. A delicate age. A crybaby, in short.
病気を発症した中学3年生は、心身共に繊細な時期だったのです。
Life away from house has
begun.
大好きな家族から離れた初めての入院生活の始まりを表しています。
‘Forgive everything, bear
the unbearable, endure the unbearable…’ In some ways, the teachings of God
distress me.
周囲はアヤの病気を知らない中、彼女の病状は重くなっていきます。彼女の苦悩が現れた一言です。
[投稿者] あお
0 件のコメント:
コメントを投稿