2016年12月12日月曜日

Jane Austen : Sense and Sensibility


[タイトル] Sense and Sensibility 

[作者] Jane Austen

[出版社] OXFORD BOOKWORMS

[レベル] 5 

[感想]

感覚や判断力、思慮分別(Sense)を兼ね備えるがゆえに自分の感情を伝えない姉と、凄まじい感性を持つが敏感すぎるがゆえに分別がつかなくなる妹の性格の対比を味わいながら、2人の心情と恋の行方を追っていくのがとても楽しい、読み応えのある物語でした。古い表現が使われていたりするので、しっかりと物語を読みたい人におすすめです。

[印象的な英語表現]
Great was the astonishment he left behind him.
(彼が残していった驚きはとても大きかった。)
少し珍しい英文法を使って驚きがとても大きかったことを表現している面白い表現だと思いました。この一文が物語が感動のハッピーエンドに向かっていく象徴になっているように感じました。この本を読んでいけば、この一文がキラキラしていることがわかると思います。
[ポイント数]
 これまでのポイント数 5 (12/12)
[投稿者]
GeshyGaGa




[タイトル] Sense and Sensibility

[作者] Jane Austen


[出版社] PENGUIN READERS


[レベル] 3


[感想]

姉妹と母親の信頼関係や互いに支えあう様子がとてもあたたかかったです。1995年に映画が制作されています。映画よりも場面が少ないですが、映画ではあいまいだったいくつかの部分が筋のいくように書かれており納得できました。それぞれの登場人物の性格が特徴的で、一冊の中で悲しくも楽しくもなれるお話です。


[印象的な英語表現]

He held out his hand but to Elinor, not Mrianne.

やっと会うことができ、飛び上がって喜ぶMarianneに対するWilloughbyの対応です。Marianneの悲しみが伝わってきます。

All’s Well That Ends Well

最終章の題名です。William Shakespeareの喜劇のタイトルにも使われており、使用されている単語は単純ながらも、印象に残る表現だと思いました。

[投稿者]
ぴこ


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【出版社】
OXFORD BOOKWORMS

【レベル】
5

【感想】
  登場人物が多く、初めは人物関係を把握するのが大変ですが、冒頭にある登場人物紹介を活用することで、ずいぶん内容を把握しやすくなります。今回は、Sense and Sensibility の原文と比較しながら読み進めたのですが、この物語は、いろいろな出版社がいろいろなレベルで出版しているので、分からない部分のニュアンスを掴むために、読み比べるのも面白いと思います。
普段見られない表現が豊富に含まれるので、とても勉強になりました。

【印象的な英語表現】
She is very fit and health, and only just forty.
fitに、元気な、という意味があるのは知りませんでした。

Good heavens!
驚いたときに使われる感嘆詞で、日本語なら、「まあ!」といったニュアンスでしょうか。Oh, my god! などと同様、軽々しく使われる表現ではなく、古風な言い方だそうです。

【合計ポイント】
これまでのポイント数 8 (12/19)

【投稿者】
あーちゃん



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【感想】
性格の異なる姉妹、ElinorとMarianne、ふたりのそれぞれの恋愛が複雑に絡み合う物語です。前半で「きっと結末はこうなる」と思っていたことが後半で見事に覆されます。映画もあるので、そちらと合わせて読んでみるとより一層楽しめると思います。

【印象的な英語表現】
When they arrived in the hot, crowded room, she sank into a char, not even looking at the other guests.
ある日開かれたパーティーに、好きな人がやってこなかったときのMarianneを描写した表現です。sinkという言葉が彼女のがっくりした心情をよく表していると思いました。

【合計ポイント】
12ポイント(2017/1/12)

【投稿者】
flavor



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【感想】 
 いつも冷静だけど優しい心を持つElinor、一方情熱に溢れロマンチストであるMarianne、この正反対の姉妹が織りなす恋物語に、切なくなったり、ときめいたり、とても感情が揺さぶられる作品です。当時のイギリスの家族制度、結婚制度も知ることができ、愛のある結婚が出来るというのは本当に幸せなことなのだな、としみじみ思わされる場面もありました。それぞれの姉妹の考え方は、現代にも通ずるところがあり、ある時はElinorに、そしてある時はMarianneに共感しながら読み進めることが出来ると思います。

【印象に残った英語表現】
Marianne, and Willoughby too, believed that real feelings should never be hidden, and that it would be false to do so. When Willoughby was present, Marianne had eyes for no one else.

 MarianneWilloughbyがいかに情熱的で、深く愛し合っていたかが伝わってくる文章です。

They will marry, and time will teach him to forget that he ever thought another woman better than her.
 
 これはElinorMarianneに言った言葉で、最初のTheyEdwardLucyのことです。想い人であるEdwardLucyと結婚してしまうと知り、その虚しさをElinorにしては珍しく感情を露わにして伝えているこの場面は印象的でした。
 

【投稿者】
どらみ

【これまでの合計ポイント】
 132016/2/2




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タイトル
Sense and Sensibility

作者
Jane Austen

出版社
PENGUIN READERS

レベル

感想
この本を読もうと思ったきっかけは、以前授業でこの「Sense and Sensibility」の原作を読んだからです。この物語は姉妹の物語で、それぞれが正反対の性格を持っています。私には姉がいるので、この物語を読みながら共感できる部分が多々あり、最後まで楽しく読むことが出来ました。最後はハッピーエディングなので、サッドエンディングのものを読みたくない方は是非1度手に取ってみてください!

印象的な英語表現
He held out his handbut to Elinor, not Marrianne.

合計ポイント
これまでの数 15ポイント(2017/1/17)

【投稿者】
エアロ



[感想]
他の人も書いているように、Sense and Sensibilityは教英のある授業で原文の一部を読む機会があり、映画も見たことがあったので今回は原文より少し簡単な本を読んでみようと思いこの本を選びました。全く性格の違う姉妹の恋模様が描かれており幸せなときもあれば、ものすごく切ない場面もあります。果たしてこの姉妹は誰と結ばれるのでしょうか。2人は幸せになれるのでしょうか。

[印象的な英語表現]
It mainly consisted of sheeted of sheets, dinner plates, books, and a handsome piano of Marianne’s.
handsomeというと人(特に男性)の容姿を形容する単語だと思っていましたが、このような使われ方もするのだと知って驚きました。他にも本の中には、a handsome buildingという表現も出てきます。


[投稿者] ターザン


【感想】
 恋愛に対し、常に抑制的で自分の感情を抑えつける姉Elinorと、無防備で自由気まま、思うがまま恋愛を楽しむ多感な妹Marianne。そんな2人とその周りの人々を取り巻く過酷な運命を描いた作品です。登場人物の感情がありありと伝わってきます。思わず引き込まれてしまうお話です。ぜひ読んでみてください。

【印象的な英語表現】
Elinor Dashwood: I do not attempt to deny that I think very highly of him, that I... greatly esteem him... I like him.
Marianne: "Esteem him?" "Like him?" Use those insipid words again and I shall leave the room this instant.
ElinorManianneの対照的な性格がよく表されている会話だと思いました。

Mrs. Dashwood: My youngest is not to be found this morning. She's a little shy of strangers at present.
末っ子の娘のことをMy youngestと表現しているのが新鮮に感じました。

【投稿者】ちゃお
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【感想】
恋愛を中心として様々な人間像がこの作品において見受けられます。恋愛の時に、やはりその人の特徴がかなり表出してしまうのではないかなと感じました。人がたくさん登場するので、その分複雑ですがとても読み応えのある作品です。 

【印象的な英語表現】
'A child should be on every social call in order to assist conversation.'

これは表現の点として、"social call"という表現で「社交上の訪問」という意味になるということに驚きました。callは電話や呼ぶという感覚が身に沁みついていますが、考えてみれば、"call on" や "call at"で~を尋ねるというイディオムがありました。
また、この文は意味的にも印象的でした。子供ってそんなふうに使われていたんだなと昔の貴族の生活が垣間見えました。

【投稿者】
はた 

 
[感想]
性格に大きないのある姉妹が物語の中で対比関係を作り上げ、異なった性格を映し出すそれぞれの恋愛模様が非常に面白いです。前半と後半で人物関係が大きく変化し、結末を楽しみにしながら読み進めることができました。

[印象的な英語表現]
Elinor’s mother and sisters were delighted; they could not love Edward enough, nor praise Elinor enough.
EdwardElinorする持ちを知った家族の複雑な心情を上手く表している一文だと思います。

[ポイント数]
 これまでのポイント数 16 (2/10)

[投稿者]
nke

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