2016年12月7日水曜日

Three Short Stories of Sherlock Homes

[タイトル] Three Short Stories of Sherlock Homes
[作者]Sir Arthur Conan Doyle
[出版社]Penguinreaders
[レベル]2                
[ページ数]P1-P39
[感想]
また別のGRのシャーロックホームズのシリーズです。Sherlock Homes and the Strange Mr. Angel、Sherlock Homes and the Important Exam PaperSherlock Homes and Dangerous Roadを読んだのでその感想を書かせていただきたいと思います。Sherlock Homes and the Strange Mr. Angelではホームズが、結婚を間近に控えた花婿(Sutherland)が突如としていなくなってしまった事件を解決します。依頼人はその花婿の花嫁なのですが最後までかわいそうな人で印象深かったです。また、法では裁けない悪人が出てくるのですが、この世の中にも似たような人物はいるのだろうかと考えさせられました。Sherlock Homes and the Important Exam Paperはカンニングをした生徒を探し出すお話で、Sherlock Homes and Dangerous Roadはストーカー被害に遭っている女性を助けるお話でした。どのお話も人が死ぬことがなく比較的穏やかな事件だったと思います。また人々の当時の生活が垣間見えるシーンがありとても興味深かったです。

[印象的な英語表現]
fell to the ground and didn’t move

’She’s a woman. She’ll always think kindly of Mr. Hosmer Angel, and I can’t stop her.’

前者はWoodleyという悪党が銃で撃たれた時の描写です。このWoodleyは後に生きていることがわかるのですが、DieWoundといった単語を使わないことでWoodleyが生きているかどうかわからなくさせているところが面白いと思いました。後者はワトソンに事件の真相をMiss Sutherlandに教えるのかいと尋ねられNo.と答えた後にホームズが言った言葉です。I can’t stop her.というのは一見真相を言わない理由としておかしいように見えますが、その前のShe’ll always think kindly of Mr. Hosmer Angelという文から彼女はMr. Hosmer Angelを愛しているから何を言っても無駄だというホームズの思いがわかる文で、印象に残りました。


(投稿者)ピンポン

(現在のポイント)7ポイント(12/7) 

0 件のコメント:

コメントを投稿