2017年1月8日日曜日

John Grisham: A Time to Kill



【タイトル】
A Time to Kill

【出版社】
PENGUIN READERS

【レベル】
5

【感想】
この本では黒人と白人の間で起こった事件に関する裁判について描かれています。まだKKKが盛んに活動していた時代であり、当時の一触即発な様子が感じ取れます。主人公は黒人弁護士で、依頼人で殺人犯である黒人の弁護をすることになるのですが、危険にさらされたり、非常に無罪になる確率が低いケースであったりといった問題を抱えながらも、恐怖に耐え奮闘する姿が描かれており、どうなるんだろうというわくわく感、緊張感を味わえた作品でした。主に裁判について描かれているので内容は難しかったですが楽しく読めました。

【印象的な英語表現】
“They were going to a funeral in south Mississippi.”
このTheyKKK(白人至上主義団体)のメンバーが弁護人である主人公を暗殺しようとして失敗した後の一文である。僕はこれを比喩表現ととらえて、失敗したから殺されるんだなと意味をとりました。うまいなと感動したのでこの一文を選びました。

【ポイント数】
これまでの合計は5ポイント(2017/1/8

【投稿者】
はた

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