[タイトル] Karen and the Artist
[出版社] Penguin Readers
[レベル] Level 1
[感想]
とても読みやすく、15分もしないうちに読み終わりました。レベル1の本ですが、中身は奥深かったです。人間の感情や思いやりが詰まった1冊で、もし地球にこのような人たちがたくさんいたならば、きっと争い事のない平和な世の中になるだろうなと思いながら読みました。この本を読み終わる頃には必ず、「何か人の役に立ちたい」と感じられること、間違いなしです。
[印象的な英語表現]
・Books, books, books! Can I clean for
you?
本が床に散乱している状態のことをこのように言い表していました。Bookという単語の複数形を繰り返し使うことにより、その情景がすぐに頭に浮かび上がりました。
・You are going to stay here.
この言葉から、アントニオがカレンに思いを寄せていることが遠回しに伝わってきて、ロマンチックだなと感じました。
[投稿者]
エアロ
[感想]
これまでの合計ポイントは2ポイント(2016/5/29)
仕事で世界を飛び回るKarenがお金のないAntonioの描いた絵を気に入り、飛行機に乗り遠くまで彼のために彼の描いた絵を売ります。どんなに絵が素晴らしくても、描いた人が有名な人でなければほとんどの人が相手にしてくれません。誰でも最初は無名のはずです。才能のある人の作品を、価値のあるものだ、と認められる才能こそ素晴らしいものであると感じました。また、誰も認めてくれなかった彼の絵を好きだと言ったKarenに驚き喜ぶAntonioから、人は誰かに認められることを求めるのが自然であり、認めてくれる人が近くにいてくれる人生は幸せなものであると思いました。
[印象的な英語表現]
“Karen starts to put the money into
Antonio’s hands. But he doesn’t want it. He wants to take Karen’s hands.”
Handsという単語を繰り返し用いて表現されており、綺麗だと感じました。お金がないため満足に食べることができずに体調を崩したAntonioが、お金よりもKarenを求めたことがより深く表現されていると感じました。
[投稿者] ぴこ
[合計ポイント] これまでの合計ポイントは2ポイント(2016/5/29)
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